ビタミンDの性質と働き
ビタミンDは、丈夫な骨と歯に必要なカルシウムとリンの働きを調節する脂溶性のビタミンです。
ビタミンDには、植物性食品に含まれる「ビタミンD2」と、動物性食品含まれる「ビタミンD3」とがあります。
ビタミンDが体内に吸収されると、腎臓と肝臓で活性型ビタミンD(これは、ホルモンのような代謝作用を持ちます。)へと体内合成され、カルシウムとリンの吸収を助け、カルシウムが骨に沈着するのを手助けする働きがあります。
ビタミンDは、太陽光線と食事から得られます。特に、ビタミンDの90パーセント以上は、太陽の紫外線(中でも、紫外線B波)のエネルギーが皮膚の脂肪に作用して、ビタミンDを合成し、体内に吸収されるのです。
骨の成長期にあたる5歳以下の子供や赤ちゃん、妊娠中、母乳中(授乳中)の女性は特にビタミンDの所要量が成人の3倍増になりますので、日光浴などを心掛けると良いでしょう。
ただし、こんがりと日焼けをしてしまうと、皮膚を通してビタミンDが作り出される作業がストップしてしまいますので、急激に日光に当たるのではなく、毎日少しづつ日光浴をしましょう。
その他、食物から摂ったビタミンDは、小腸壁から脂肪と一緒に吸収されます。
ビタミンDはビタミンAとビタミンCと一緒に摂取すると、風邪の予防に効果があります。
ビタミンDは、ビタミンAの吸収を手助けします。更に、ビタミンDには、結膜炎の治療に役立つ効能があります。
ビタミンDは紫外線に当たることによって合成されますので、冬場など日に当たる量が不足していたり、室内にこもりがちの場合には、食物からしっかりビタミンDを摂取する必要があります。
